様々な要因で歯肉炎や歯周病は発症する

歯肉炎と歯周病では進行度合いや症状が異なる

毎日の歯磨きをサボることにより

歯肉炎の直接的な要因については、口腔内に溜まる歯垢です。
歯垢に隠れている原因菌により、歯茎に炎症が起きます。
歯肉炎の仕組みを簡単に説明すると、以下のようになるのです。
毎日の歯磨きの精度が低い事で、口腔内に歯垢が溜まる。
口腔内の歯垢が増えてくることにより、歯垢に隠れている歯周病菌が増殖する。
歯垢内に増殖した歯周病菌が出す毒素により歯茎が侵され、歯肉炎を発症する。
逆に考えると、口腔内に歯垢がなければ歯肉炎にはならないのですが、口腔内の歯垢を常にゼロにしておくということは、現実的に難しいので、出来る限り歯垢が少ない口腔内環境を維持するように心がけましょう。
毎日の歯磨きをサボると口腔内環境は悪化してしまい、歯肉炎になる危険も高くなってしまいます。
ちなみに、歯垢の中には色々な種類の細菌が生息しています。
当然、虫歯菌も生息しているため、歯垢が溜まると歯肉炎だけではなく虫歯になってしまう危険もあります。

ビタミンCの摂取が極度に不足することで

歯肉炎は薬の副作用により、歯茎の組織が過剰に増殖してしまうことがあり、その結果、歯垢が溜まりやすくなり歯肉炎を招く場合があります。
歯茎の組織の過剰増殖を起こすとされる薬としては、高血圧の治療に使用される「降圧剤」や、痙攣を止める「抗てんかん薬」などがあります。
また、注射用避妊薬や経口避妊薬が歯肉炎を悪化させるということが指摘されています。
ビタミンCの摂取が極度に不足することにより、様々な症状を引き起こしてしまう「ビタミンC欠乏症」という病気があります。
ビタミンC欠乏症により引き起こされる症状の一つが歯肉炎で、ビタミンCは体の中のコラーゲンを生成して、荒れた粘膜を回復させるという働きがあるのですが、不足することにより毛細血管の結合力が弱まって、多少の刺激でも歯茎が出血しやすくなります。
ビタミンC欠乏症については、野菜や果物、またビタミンCサプリを積極的に摂取することにより治療できます。